岩国市の「大規模外壁改修」工事事例 | 周南・下松・光リフォーム・外壁塗装は株式会社おおつか

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病院の外壁改修工事を請け負いました。(下請工事)

今回の工事のポイント
  • 山間部に建物があるため、特に北面はコケや藻がかなり張り付いており、フッ素樹脂塗装での塗り替えをご提案しました。
  • 既設タイルを撤去せず、剥落防止対策(ピンネット工法)をした上に、ボーダータイルを貼り付ける工法を採用しました。(既設のタイルを撤去する必要がないため、工事中の騒音や産業廃棄物も出ず、大幅なコストダウンが可能です。)

正面玄関

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西面

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北面・東面

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ボーダータイルとは?その魅力は?
一般的に、高さ55mm未満の細長い形状のタイルの事を指します。

  • 魅力①:外壁に使用するボーダータイルは、耐久性、デザイン性、メンテナンスなどの観点から優秀な素材。
  • 魅力②:単調なパターンの中にアクセントとして入れる事で、動きのある壁面も表現できる。
  • 魅力③:組み合わせ次第でいろいろな表現が可能。

中庭

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フッ素樹脂塗装の特徴

  • 美観の保持

フッ素樹脂には防カビ効果が備わっているので、カビや藻、コケが付きやすい日の当たらない壁面なども美しく保つことが可能となります。ただ、殺菌までは期待できないので、定期的なメンテナンスは必要になります。

現在では20年以上の耐用年数をもつ塗料も開発されており、美観を長く保つことができるため、大型建築物で使用されることが多いですが、一般の住宅にも使われ始めてきています。

  • 耐候性に優れている

フッ素樹脂は日光に当たっても変質が少ないため、屋外環境(太陽光や紫外線、雨水、酸化、温度変化等)で起こる様々な問題から素材を守る効果が期待できます。

  • 耐汚染性能

フッ素樹脂には、水と密着しやすい「親水性」という性質があります。そのため、表面に付いた汚れが自然に取れると人気です。外壁にフッ素樹脂加工がされていることで、表面に塗膜が張っている状態になり、汚れとフッ素樹脂の間に自然に雨水が入り込み、メンテナンスフリーで美観が保たれるという仕組みになっています。

タイル貼付け施工過程

タイルガードネット工法の利点

  1. 既存タイルの撤去がないので建設廃棄物をほとんど産出しない
  2. 既存タイルのはつり※作業がないので、騒音が軽減できる
  3. タイル層を板補強し、強度と耐久性を向上
  4. タイルの痕跡を残さない下地形成と長期にわたる美観の維持
  5. 平滑な塗装下地の形成と長期にわたる美観の維持
  6. タイル及び下地モルタル層を含め、剥落防止を図る
  7. 注入工事が発生しないので予算立てが容易
  8. 無機系材料、水系ラテックス等を使用しているので、環境にやさしい

※はつる:主に建築現場で、コンクリートの壁や土間など構造物を壊したり、形を整えるために削ったりすること

1.施工前

2.穿孔状況

電動ドリルを用い、Φ5~6.0mm、深さは躯体部分に25mm以上タイルガードの脚部が入るように穴をあける。

3.エポキシ樹脂注入

4.表面パテ処理

5.フィラー塗布

施工面にタケモルフィラーを塗布し、次工程材との接着力の向上と、一次防水能を図る。

6.下塗塗布

7.ネット貼付け

8.上塗塗布

9.ピンネット完了

10.ボーダータイル接着剤塗付け

11.ボーダータイル接着剤塗付け状況

12.ボーダータイル貼り

13.タイル貼付完成

 

タイル面

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工事期間中、患者様及び病院関係者の方々、並びに、近隣にお住まいの皆様におかれましては、何かとご不便をおかけしました事、深くお詫び申し上げます。ご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございました。

基本情報

施工場所 山口県岩国市
施工内容 大規模改修工事
工期 約4ヵ月